ベクトル検索の相談窓口
「意味で探す」を、実際に使える検索へ。
RAGやベクトル検索を、目的とデータの整理から評価・改善・実装まで支援します。
オンライン相談は約1時間、当面無料です。目的や使えるデータがまだ決まっていない場合、ベクトルを取り出せない場合もご相談いただけます。
こんなところに効きます
RAG
検索拡張生成
社内の資料を読ませて、AIに根拠のある答えを返させる
セマンティック検索
意味で探す検索
言い回しが違っても、社内文書やナレッジが見つかる
画像検索
言葉や画像から探す
商品画像や写真を、言葉で・似た画像で探せる
レコメンド
似たものを薦める
閲覧や購買の傾向から、近いものを見つけて提示する
4つの領域は、同じ技術の土台の上にあります
いま知りたいのは、どれですか?
当てはまるものを選ぶと、その先の話から読めます。
01 / どんな技術かを知りたい方へ
「作る・ためる・速く探す」を、自社の条件に合わせる
どんな技術で、自社の条件にどう合わせるかを説明します。
この3つは、書籍『なぜ「意味」でさがすのか』で紹介したベクトル検索の土台です。一つを選べば終わりではなく、自社のデータ、検索精度、応答速度、予算に合わせて組み合わせます。
有給休暇の申請方法
キーワードで探す
「有給休暇」という語を含む文書だけが当たります。
- 当たる 有給休暇 取扱規程
- 拾えない 年次休暇の取得手順
- 拾えない 休暇届の出し方
3件中 1件
意味で探す
語が違っても、意味が近い文書が当たります。
- 当たる 有給休暇 取扱規程
- 当たる 年次休暇の取得手順
- 当たる 休暇届の出し方
3件中 3件
- 作る
- データと用途に合うモデルを選ぶ
- ためる
- データ量、更新、絞り込み、運用に合う保存先を選ぶ
- 速く探す
- 必要な精度を保ちながら速度と費用を調整する
まだ目的やデータが固まっていない方へ
PoC(概念実証)では、技術を選ぶ前に目的とデータを整理します。答えが揃っていなくても構いません。
まず整理したい5つのこと
- 検索対象にできるデータ
- 何から何を探すか
- データ量と、今後の増減
- 期待する結果や正解例
- 品質・速度・費用・セキュリティの優先度
Embedding・ベクトルデータベース・検索処理は、自社やローカルの環境だけで構築でき、外部APIは前提ではありません。機密データを外に出せない場合も、構成の選び方からご相談ください。
02 / うまくいかない原因を知りたい方へ
動いてはいる。でも、どこを直せばよいか分からない
精度・速度・費用のどこに原因がありそうか切り分けます。
ベクトル検索の問題は、一つの設定だけで決まるとは限りません。
症状
- 精度が出ない
- 応答が遅い
- 費用が合わない
原因の候補
- モデルと次元数
- データの分割と正規化
- 検索方式
- システム構成
確かめ方
- 比較実験
- ベクトル分布
- 応答時間
- 費用の試算
- 思った検索結果が出ない
- 関連文書が上位に出ない、無関係な結果が混ざる、RAGに必要な情報が取れない。検索対象の作り方、モデル、分割、検索方法、評価を順に確認します。
- 応答が遅い、データ増加が不安
- データが増えると検索が遅くなる、更新に時間がかかる、同時アクセスに耐えられない。必要な精度と速度を確かめ、インデックスやDB、構成を見直します。
- 費用やリソースが見合わない
- メモリ、クラウドやAPIの費用、運用負担が大きい。規模と利用条件に対して、構成や精度が過剰でないか確認します。
まだ作っていない場合は、目的とデータの整理から新規構築のご依頼まで歓迎します。動いている場合は、期待との差、速度、費用から次に検証すべきことを整理します。
03 / いまの状態を測りたい方へ
Vector Search Checkup
すでにベクトルがあるなら、いまの状態を無料で確かめられます。
文章や画像を数値に変換した「ベクトル」の分布に、偏りや集中がないかを確認する無料ツールです。モデルやデータ、生成条件の見直しに使えます。
データの取り扱い
🔒 読み込んだデータはブラウザ内で処理し、ベクトル、ファイル名、行データを当社へ送信しません。登録も不要です。
検索品質の測定に必要なもの
- 実際のクエリ
- 検索対象
- 関連文書集合
- 正解データ
ベクトルの分布だけでは、検索精度、ベクトル検索への適性、ANNや量子化への適性、RAGの回答品質は判定できません。
相談してから実装までの進め方
製品や構成を決める前に、目的、症状、制約を確認し、次に何を測るべきかを整理します。構築から運用までお任せいただくことも、貴社チームと一緒に進めることもできます。金額は作業前に提示します。
| 段階 | 内容 | 料金・納品物 |
|---|---|---|
| Step 1オンライン相談 | 約1時間で目的、構成、症状、制約を伺い、原因の候補と次に確認すべきことを一緒に整理します。 ベクトルや資料がなくても相談可能 |
|
| Step 2コンサルティング | ヒアリング内容、見立て、次に取るべき対応をレポートにまとめます。社内の検討や説明に書面が要る場合にご利用ください。 |
|
| Step 3評価実験・改善提案 | 実データと目的に合わせて評価を設計し、原因の候補を検証します。正解データがあれば検索品質も測定し、結果と改善案をまとめます。 |
|
| Step 4実装・デプロイ・運用 | 評価結果に基づき、モデル、検索方法、データベース、構成を実装・改善します。デプロイ後の測定や運用もご相談ください。 |
|
料金の目安について
データ規模、評価の観点、データセット数によって目安を超える場合があります
データやログを確認せず、相談だけで原因や改善効果を断定することはありません。
金額と作業範囲の決め方
金額と作業範囲は事前に提示し、ご了承の前に有料の作業は始めません。
SAENM(セーンモデル)
評価実験は、当社が提唱する SAENM(セーンモデル)で記録します。上書きせず追記するため、判断の過程が残ります。
ノート01
- 目的
- 結果
- 考察
- 次の一手
ノート02
- 目的
- 結果
- 考察
- 次の一手
ノート03
- 目的
- 結果
- 考察
- 次の一手
試して、測って、条件に合う方法を選ぶ
ベクトル検索に唯一の正解はありません。データ、精度、速度、費用、運用条件から、合うモデルと検索方法を選びます。
100万件を、実用的な速度で探せるか検証
博物館所蔵画像100万件を、言葉や画像から探す社内検証用のデモです。モデルや検索方法、データベースを比べています。
顧客への導入事例や公開サービスではなく、社内検証用のため公開していません。
検証・研究の取り組み
比較・検証している技術
- Embeddingモデル
- 13
- multilingual-e5、BGE-M3、Qwen3-Embedding、SigLIP 2、ArcFaceほか
- ベクトルデータベース
- 9
- Qdrant、pgvector、DuckDB、Weaviate、Milvusほか
- ANNライブラリ
- 4
- Faiss、ScaNN、hnswlib、DiskANN
独自の取り組み
- 用途と制約に応じたANN・ベクトルデータベース層の実装
- 特許出願済み — 特願2026-119579「埋め込みベクトルの空間幾何学統計の利用」
- SAENMを用いた200を超える実験ノートブックの運用と公開実験
- 実験結果の論文化に向けた取りまとめ
考え方と検証の過程を公開しています
詳しくは書籍、記事、登壇資料をご覧ください。
書籍『なぜ「意味」でさがすのか』
副題: ベクトル検索 RAG・セマンティック検索・画像検索の土台
コードを使わず全体像を40ページにまとめた小冊子です。イベント等で配布しています。
Blog「ベクトル検索のPoCはデータ準備から始まる」
PoCの前に整理したい検索対象や正解例、優先順位を紹介します。
gihyo.jp「Python Monthly Topics」
Pythonのコードで基礎と応用を解説しています。
PyCon JP 2026
無料クラウド枠という制約の中での設計を発表します。
SAENM関連記事
評価実験の記録と次の判断へのつなげ方を公開しています。
代表プロフィール
寺田 学(株式会社CMSコミュニケーションズ 代表取締役)
Python を軸にした検索・データ活用システムの設計・構築を長年手がける。
『機械学習図鑑』(翔泳社・共著)などの執筆に携わる。
PyCon JP の立ち上げ・運営に長く関わる。Python Asia Organization では Founder・Board Member を務める。
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 顧問理事。
顧客案件の評価・改善を、技術パートナーとして支援します
RAGやAI検索の構築はできても、検索品質の評価方法や、精度・速度・コストの切り分けに専門的な検証が必要になることがあります。当社は、制作会社・開発会社の皆さまから、顧客案件の評価や改善を再委託としてお受けします。
- 目的と制約に合わせた評価設計
- 実データを使った評価実験と改善提案
- 貴社からお客様へ説明するためのレポート作成
- 改善内容の実装、デプロイ、継続運用
協業時に確認すること
秘密保持、顧客との役割分担、レポートの表記方法は、ご相談時に確認します。
何から確認すればよいか分からない段階でも、ご相談ください
目的や使えるデータが決まっていなくても相談できますか?
はい。何を探したいのか、検索対象になりそうなデータがどこにあるのかを、分かる範囲から整理します。自分で先に確認したい場合は、Blog「ベクトル検索のPoCはデータ準備から始まる」もご利用ください。
ベクトルを取り出せなくても相談できますか?
はい。現在の目的、利用しているサービスやシステム構成、困っている症状を、分かる範囲で伺います。Vector Search Checkupを先に使う必要はありません。
相談前に資料を用意する必要はありますか?
必須ではありません。既存の構成図、検索例、期待した結果と実際の結果、データ件数などが分かる場合は、相談を具体的に進めやすくなります。
無料のオンライン相談では、どこまで分かりますか?
約1時間で、目的、現在の症状、制約を整理し、原因候補と次に検証すべきことを確認します。データやログを使った検証、検索品質の測定、レポート作成は有料支援の範囲です。
データを社外へ出せない場合も相談できますか?
はい。まずはデータを共有せず、構成や症状だけで相談できます。Embedding・ベクトルデータベース・検索は、ローカル環境や自社環境の中だけで構築でき、外部APIの利用が前提ではありません。Vector Search Checkupの診断処理はブラウザ内で完結します。評価実験でデータの取り扱いが必要な場合は、秘密保持や実施環境を事前に相談します。
費用はいつ決まりますか?
無料相談の後、必要な作業範囲と金額を提示します。
制作会社・開発会社から再委託できますか?
はい。顧客案件の評価実験、レポート作成、改善実装についてご相談いただけます。秘密保持、役割分担、成果物の表記方法は事前に確認します。
会社について
株式会社CMSコミュニケーションズは、Pythonとオープンソースを軸に、検索・データ活用システムの設計、評価、構築を行っています。
お問い合わせ・無料オンライン相談
オンライン相談は約1時間、当面無料です。目的や使えるデータがまだ決まっていない段階でも、そのままご相談ください。
